ジンジャー

数年前に犬の散歩中、とてもいい香りの白い花が咲いていたので顔を近づけていたらその土地のおじさんが「持って行きな。」と根から掘り起こして、１ｍ半はあるジンジャーの花を持たせてくれた。家に一度帰るのも面倒だったので、持ちながら散歩を続行。(笑)

そのおじさんが翌年、仕事場の外壁のペンキを塗ってくれる事になり、私はすっかり顔を忘れていて、「ジンジャー、ジンジャー。」と言われて思い出した。

今日、今年初めての白い花が咲いた。甘くて本当にいい香り。おじさんの土地のジンジャーはもう無いのだけれど、頂いたのは毎年咲く。

おじさんの飼っていたチビちゃんと言う犬も今はいない。でも、可愛らしかった姿は覚えている。