江國香織ｖｓ山田詠美

江國香織の「がらくた」を読んで何とも後味の悪い終わり方だったので、もうこの人の作品を読む事は無いだろうと思った。

山田詠美は小説もエッセーも大好きで「ジェントルマン」が出版された時に、名古屋の近鉄パッセでサイン会があり、1度会ってみたいと会場へ。

パッと見た印象は「黒い」（笑）。嫌な感じは全くしなかったのですが。だが、しかし、けれど「ジェントルマン」は今までの作品とは全く違って、しんどすぎる内容だったのでサインしてもらったのに古本屋へ。

フィクションと分かっていながらも本を読んで江國香織の人間性を疑ってしまったのに、山田詠美の人間性は疑っていない私。この違いは何なのでしょうか？ただ単に詠美ファンだからと言う理由では無いような。